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STEEL MATERIAL INTRODUCTION 鋼材紹介

SUP 9

SUP9とは、ばね鋼鋼材の中でマンガンクロム鋼に分類される鋼種です。 SUP材は主としてバネに使われることから「ばね鋼鋼材」と言われますが、用途はバネ以外にも幅広く使うことができます。 ばねは力が加わると弾性変形したのちに、元に戻ろうとするため、この種の鋼材は高い「弾性限」と「耐疲労限」が必要になります。

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◼用途
重ね板ばね、コイルばね、トーションバー etc

◼代表成分
SUP9はCr-Mn鋼(クロムマンガン鋼)です。 また、SUP9は「ばね鋼」の中でも、熱間加工性と焼き入れ性を向上させた材料です。添加物質の性質については、マンガンは鋼の焼き入れ性を上げ強度を上げます。また、クロムは焼入れ性や焼戻抵抗を上げる働きがあります。

SUP 9 C Si Mn P S
成分値 0.52 ~0.60 0.15 ~0.35 0.65 ~0.95 0.030以下 0.030以下
Cr
0.65 ~0.95

◼機械的性質
SUP9は、熱間加工性と焼き入れ性を向上させた材料です。 焼き戻しの際、高温すぎれば靭性(粘り強さ、靭さ)が大きくなりすぎてばねの形状が元に戻らず、低温すぎれば引張強さが大きくなりすぎ逆に靭性が小さくて脆いためにばねが折れてしまうことがあります。 SUP9の機械的性質は下表の通りになります。

SUP 9 耐力 N/mm2 引張強さ N/mm2 伸び % 絞り % 硬さ (HBW)
機械的性質 1080以上 1230以上 9以上 20以上 363~429

◼加工性・特性
SUP9の屬する、ばね鋼鋼材は高い「弾性限」と「耐疲労限」が必要になります。 このため、大きな引張強さが必要となり、焼入れした高炭素鋼となります。 またこの焼入れ後に、焼き戻しもしますが、「ばね戻し、中間焼き戻し」という言われ方をします。 焼き戻しの際、高温すぎれば靭性(粘り強さ、靭さ)が大きくなりすぎてばねの形状が元に戻らず、低温すぎれば引張強さが大きくなりすぎ逆に靭性が小さくて脆いためにばねが折れてしまう可能性があります。

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商品の累計加工情報

これまでに加工依頼された方は56人・累計消化料15.4t

※在庫量は日々変動しておりますので、
直接ご確認下さいませ。

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