焼入れ性を保証した鋼材。鋼種名の末尾にHを付けて区別している。機械構造用合金鋼は、JIS G 4051であるが、Hバンド鋼は、JIS G 4052 焼入性を保証した構造用鋼鋼材(H鋼)というJIS規格となる。例えば、JIS G 4051であれば、SCM415であるが、JIS G 4052であれば、SCM415Hとなる。当社のSCM材は全てJIS G 4052のHバンド鋼である。熱処理の調質記号としてHが使われることが多いため、混同に注意しなければならない。